arbeiten(働く)、finden(見つける)、のように語幹が t や d で終わる動詞は、発音しやすくするために、3人称単数および du/ihr が主語の時に、語幹と人称語尾の間に eを入れます。
規則動詞の変化は語尾だけですが、不規則動詞は語幹も変化します。ただし、語幹が変化するのは、3人称単数が主語の場合と du が主語の場合(黄色の部分)だけです。
1) 語幹の e が i または ie に変わる動詞(sprechen 型 / lesen 型の不規則動詞)
★ sprechen 型の不規則動詞は、essen(食べる)、geben(与える)、lesen(読む)、sehen(見る)などがあります。
★ lesen と sehen は、du liest / er liest、du siehst / er sieht のよう e が ie に変わります。
注意 du liest (heißen を参照!)
werden(…になる)は、受動の助動詞としても使われます。主語が3人称単数、または du の場合に語幹の e が i のに変わりますが、du のところでは語幹の d がなくなり、3人称単数の人称語尾 -t がなくなります。
nehmen(英 take)も、主語が3人称単数、または du の場合に語幹の e が i のに変わりますが、されに語幹の h がm に変わります。
haben(英 have)は主語が3人称単数、または du の場合に語幹の b がなくなります。
sein(英 be)は非常に不規則に変化しますが、とても重要で、よく使う動詞ですから必ず覚えましょう。
wissen(知っている)は主語が単数の時には語幹の母音が ei に、ss が ß に変わり、1・3人称では語尾がつきません。