CALL語学教材 | 10　動詞の３基本形

2) 不規則動詞

★ 不規則動詞の過去基本形は語幹のみで、過去分詞は語幹に接頭辞 ge- と語尾 -en を付けて作ります。

★ 英語と同じ語源の動詞は、たいてい同じように母音が変わります。

3) 不規則動詞のバリエーション

★ 不規則動詞の中でも 1) と同じように、過去基本形は語幹に語尾 -te、過去分詞は語尾 -t を付けて作りますが、語幹母音も変わる動詞も少しだけあります。

4) 動詞 werden「…（に）なる」

★ 現代のドイツ語では動詞 werden の過去形は wurde ですが、グリム童話などでは古い過去形の ward が使われています。

「前綴り」＋「基礎動詞の３基本形」

★ 過去分詞は常に１語です。分離動詞の過去分詞でも分離しません。

① アクセントのない前綴り be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer- を持つ動詞

　besuchen　　　訪問する　→　besucht　　（suchen　探す　　　　→　gesucht）

　gefallen　　　気に入る　→　gefallen　　　（fallen　　　落ちる　　　→　gefallen）

　verbringen　　過ごす　　→　verbracht　　（bringen　　持って来る　→　gebracht）

★ gefallen「気に入る」と fallen「落ちる」の過去分詞 gefallen は同じように見えますが、gefallen「気に入る」の過去分詞は接頭辞 ge- を付けないので、不定形と過去分詞は両方とも gefallen になります。

② -ieren で終わる動詞（すべて規則動詞）→ -ieren が -iert になる

　studieren　　　専攻する　→　studiert　

　diskutieren　　議論する　→　diskutiert　

　telefonieren 電話する　→　telefoniert

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