TOP第5課 冠詞類と否定 > 3-2.nichtの位置

3-2.nichtの位置

a) nicht を用いて否定文を作る場合は、文の最後に nicht をおきます。

Ich lese das Buch nicht. (僕はその本を読まない)

b) 様態を表す副詞や、方向を表す語がある場合は、それらの語の前に nicht をおきます。

Er geht nicht zur Uni. (彼は大学へ行かない)

c) 「〜である」という文では形容詞などの語の前に nicht がおかれます。

Er ist nicht fleißig. (彼は勤勉ではない)

Sie ist nicht zu Hause. (彼女は家にいない)

d) 文の一部を否定する場合は、否定する語の前に nicht をおきます。

Er spricht nicht gut Deutsch. (彼はドイツ語が上手くない)

この文は「彼が話す」ことを否定しているのでなく、「上手に」を否定しているのです。つまり、彼はドイツ語を話すけれども、上手ではないと言っているのです。

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