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4.4 発表前に準備しておくもの

当日までにスライドと発表用の原稿(アウトライン、メモ)を準備するのは当然ですが、さらにいくつか注意しておきましょう。

ハンドアウトなど

ハンドアウトを配布する場合は、必要部数の印刷をします。発表会などの主催者が準備してくれる場合は事前にその原稿やファイルを送ります。ハンドアウトは別途作るか、PowerPoint の配布資料印刷の機能を用いて、通常A4 用紙に複数枚のスライドを印刷します。実物などPowerPointのスライド以外のものを提示する場合はその準備も必要です。そういったものを見せてもいいのか、授業担当の教員や発表会の主催者に確認しておきましょう。

念には念を

スライドのバックアップは必須です。スライド作成中も常に複数のバックアップファイルを別のメディアに取ります。当日の発表で自分のPCを持ち込む場合は、プロジェクターへの接続が問題ないか確認しましょう。USBなどでファイルのみを持参する場合は、PowerPoint のバージョンやMacかWindowsかなども確認しましょう。ファイルはUSBなどとともに、Webからアクセス可能な自分のメールアドレスに送るかWeb 上のデータ保存ができるフォルダにも置いておくといいでしょう。最近はPowerPointが使えないPCを用意するということはないと思いますが、その場合は、ビューワーを組み込んだ発表用のファイルを用意するか、スライドをすべてPDFまたはJPEGの画像ファイルに変換しておきます。

念には念を入れてファイルやPCを準備しても、当日うまくファイルが開かない、プロジェクターが壊れた、ということもあり得ます。もし、失敗の許されない大切なプレゼンテーションであれば、スライドなしで発表する練習もしておきましょう。どうしても見せたい図表は大判のパネルや紙に拡大コピーをして持参するという方法もあります。いくら技術が進歩しても電子メディアの不確実性は思わぬ落とし穴になります。伝統的な紙媒体があなたを窮地から救ってくれるかもしれません。