1 Eva und
Klaudia telefonieren miteinander.  |
エーファ / と / クラウディア / 電話で話す / お互いに |
エーファとクラウディアが電話で話し合っています。 |
応用: |
ドイツでは「私は彼・彼女と電話で話します」と言う時には、
„Ich
telefoniere mit ihm.“ または、
„Ich
telefoniere mit ihr.“ という言い方になります。
mit は3格を求める前置詞です。
主語が、「彼らは電話で話し合っています」というように複数形であれば、
„Sie
telefonieren miteinander.“ のように miteinander「お互いに」を使います。 |
2 (A) Du, was
machst du heute Abend?  |
ねえ // 何を / する / 君は / 今日 / 夕方 |
ねえ、今晩何か予定ある? |
応用: |
„Du, ...“ は親しみを表す呼びかけの言葉です。 |
応用: |
„Was
machst du heute Abend?“ は「今晩何をするの?」を意味するだけでなく、
「今晩何か予定ある?」を意味することもあります。
「今日何か予定ある?」と尋ねる時には、
„Was
machst du heute?“ という言い方になります。 |
3 (B) Ich
weiß es noch nicht. Ich habe Zeit.  |
私は / 知る / それを / まだ / ない /// 私は / 持っている / 時間 |
まだ、決まっていない。空いてるわ。 |
応用: |
weiß は 動詞 wissen の ich に対する現在形です。„Ich
weiß es noch nicht.“ という言い方を当分の間そのまま覚えて下さい。なお、„Ich
weiß es nicht.“ は「決まっていない」を意味するだけでなく、「わからない」や「知らない」を意味することもあります。 |
応用: |
女性名詞 Zeit は数えられないので、ここでは無冠詞になっています。
ドイツ語では、「時間がない」や「暇がない」と言う時には、
„Ich habe
keine Zeit.“ という言い方になります。 |
4 (B) Mein
Freund kommt heute nicht. Sein Vater ist zu Besuch.  |
私の / 友人 / 来る / 今日 / ない /// 彼の / 父親 / …である / …する為に / 訪問 |
今日彼は来ないの。彼のお父さんが来ていらっしゃるのよ。 |
語順: |
nicht はふつう副詞や3格・4格目的語の後に来ます。
„Er trinkt
das Bier nicht.“「彼はこのビールを飲みません」
„Sie
mögen meinen Freund nicht.“「彼らは僕の友人が好きじゃありません」
nicht を副詞や目的語の前に置くと、次の意味になります。
„Mein
Freund kommt nicht heute.“「彼は今日は来ないが…は来る」
なお、必ず nicht の後に来る文成分もあります。例えば、1) 述語形容詞、2)「住む」「来る」「行く」などの補足語、3) 意味的に動詞の一部になった目的語、などです。
1) „Der
Kaffee ist nicht heiß.“「このコーヒーは熱くない」
2) „Ich
wohne nicht in Fukuoka.“「福岡には住んでいませんよ」
„Sie kommt
nicht aus Tokyo.“「彼女は東京の者ではありませんよ」
„Er geht
nicht in den Zoo.“「彼は動物園には行きませんよ」
3) „Ich
halte nicht den Mund.“「私は黙りません」
den Mund は4格目的語ですが、この目的語は動詞 halten「持つ・つかむ」と共に「黙る」という意味をなします。次のルールを覚えましょう。具体的な意味を持つ動詞の目的語は nicht の前に、比喩的な意味を持つ動詞の目的語は nicht の後に来ます。 |
応用: |
„mein
Freund“ は「私の男の友人」を意味するだけでなく、「私のボーイフレンド」を意味することもあります。同様に、„meine
Freundin“ は「僕のガールフレンド」を意味することもあります。 |
応用: |
„zu Besuch
sein“ は「滞在中である」を意味する成句です。
ドイツ語では、「私はドイツに滞在中です」と言う時には、
„Ich bin
zu Besuch in Deutschland.“ という言い方になります。 |
5 (A) Gehen wir
ins Café?  |
行く / 私たちは / …の中へ+(定冠詞) / 喫茶店 |
喫茶店に行かない? |
応用: |
ins Café の ins は前置詞 in と定冠詞 das の融合形です。ユニット3では、„Gehen wir
in das Café?“ という言い方がありました。この言い方には、「喫茶店に行きましょうか」と「その喫茶店に行きましょうか」という2つの意味がありますが、„Gehen wir
ins Café?“ は「喫茶店に行きましょうか」だけ意味します。 |
6 (A) Mein
Freund kommt heute auch nicht. Seine Mutter hat Geburtstag.  |
私の / 友人 / 来る / 今日 / もまた / ない /// 彼の / 母親 / 持っている / 誕生日 |
私の彼も今日は来ないわ。彼のお母さんの誕生日なのよ。 |
語順: |
auch は nicht と同様に副詞や3格・4格目的語の後に来るのがふつうです。 nicht は auch の後に来ます。
„Er trinkt
das Bier auch.“「彼もこのビールを飲みます」
„Sie
mögen meinen Freund auch.“「彼らも僕の友人が好きです。」
auch を副詞や目的語の前に置くと、次の意味になります。
„Mein
Freund kommt auch heute.“「私の彼は今日も来ます」
„Mein
Freund kommt auch heute nicht.“「私の彼は今日も来ません」 |
7 (B) Vielleicht
geht unsere neue Kollegin Petra auch mit.  |
ひょっとしたら / 行く / 私たちの / 新しい / 女の同僚 / ペートラ / もまた / 一緒に |
ひょっとしたら新しい同僚のペートラもいっしょに行くかもしれないわ。 |
ポイント: |
この文の動詞は mitgehen「いっしょに行く」です。mitgehen は分離動詞で、それを人称変化させると、前つづり mit が動詞から離れて文末に来ます。 |
語順: |
vielleicht は目立たせるために文頭に置かれているので、主語 unsere neue
Kollegin Petra が動詞の直後に置かれています。 |
応用: |
ドイツ語では、「私もいっしょに行きます」と言う時には、
„Ich gehe
auch mit.“ という言い方になります。
「君もいっしょに行くの?」は、
„Gehst du
auch mit?“ という言い方になります。 |
応用: |
「男の同僚」は „Kollege“ です。ドイツ語では「私たちの新しい男の同僚」は、 „unser neuer Kollege“ という言い方になります。 |
8 (B) Kannst
du sie anrufen?  |
できる / 君は / 彼女を / 電話をかける |
彼女に電話できる? |
応用: |
Sie で呼び合っている場合は、„Können
Sie sie anrufen?“ になります。
|
応用: |
anrufen は4格目的語を求めます。
ドイツ語では、「彼に電話できる?」と言う時には、
„Kannst
du ihn anrufen?“ という言い方になります。 |
9 (A) Gut, ich
rufe sie gleich an. Gib mir mal ihre Nummer!  |
よし // 私は / 呼ぶ / 彼女を / さっそく / (動詞の前つづり) /// 与えろ / 私に / ちょっと / 彼女の / 番号 |
わかったわ。すぐ電話するわ。ちょっと彼女の番号を教えて! |
ポイント: |
anrufen は分離動詞で、それを人称変化させると、前つづり an が動詞から離れて文末に来ます。 |
語順: |
人称代名詞の目的語は副詞(gleich)の前に来ることがふつうです。 |
応用: |
ドイツ語では、「さっそく彼に電話します」と言う時には、
„Ich rufe
ihn gleich an.“ という言い方になります。
「さっそく妻に電話します」は、
„Ich rufe
gleich meine Frau an.“ という言い方になります。
名詞の目的語は副詞の後に来ることに注意して下さい。 |
応用: |
„Gib!“ は動詞 geben の du に対する命令形です。geben には、目的語が2つ必要です。つまり、「誰々に」という意味を表す3格と「何々を」という意味を表す4格です。Nummer は女性名詞なので、ihre は所有冠詞 ihr の女性4格です。
ドイツ語では、「ちょっと…を渡して」や「ちょっと…を貸して」と言う時には、
„Gib mir
mal ...!“ という言い方になります。
Sie で呼び合っている場合は、„Geben Sie
mir mal ihre Nummer!“ になります。 |
応用: |
所有冠詞を復習するために、次の例文を挙げます。
„Gib mir
mal deine Nummer!“「ちょっと、君の電話番号を教えて」
„Gib mir
mal seine Nummer!“「ちょっと、彼の電話番号を教えて」 |
10 (B) Moment,
sechs - vierundzwanzig - fünfundsechzig - achtundsiebzig.  |
瞬間 // 6 / 4足す20 / 5足す60 / 8足す70 |
えーと、6-24-65-78。 |
応用: |
ドイツの基数は、1~12 までおよび 20, 30, 40, 50,
60, 70, 80, 90, 100, 1000 は暗記するしかありません。基数「1」は不定冠詞 ein と同じ語尾変化をします。例えば、
„Wir haben
einen Hund und ein Kind.“「家には犬が一匹、子供が一人います」
„13“ 以上の2桁の数字は、dreizehn (13),
vierundzwanzig (24) のように反対から読みます。 |
応用: |
電話番号はふつう例文のように、2桁でまとめられています。 |
11 (A) Wann und
wo treffen wir uns?  |
いつ / と / どこ / 会う / 私たちは / 私たちを |
いつ、どこで待ち合わせしましょうか? |
応用: |
ドイツ語では、「いつ」は wann になります。wo についてはユニット1を参照!
„Wann
gehen wir ins Café?“「いつ喫茶店に行きましょうか」 |
応用: |
動詞 treffen には4格目的語が必要です。
主語が wir の場合は、wir の4格 uns が目的語になります。
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12 (B) Sagen wir, um halb acht im Café.  |
言う / 私たちは // …時(…分)に / 半分 / 8 / …の中で+(定冠詞) / 喫茶店 |
そうね、7時半にいつもの喫茶で。 |
応用: |
ドイツ語では、相手の質問に答えるために、考える時間を求めようとする時には、
„Sagen
wir, ...“ という言い方になります。 |
応用: |
ドイツ語では、「7時に」や「8時に」や「9時に」と言う時には、
„Um
sieben.“ や „Um acht.“ や „Um neun.“ という言い方になりますが、
「7時半に」や「8時半に」は、
„Um halb
acht.“ や „Um halb neun.“ という言い方になります。 |
応用: |
前置詞 in は „Gehen
wir ins (in das) Café!“ 「喫茶店に行きましょうか」のように4格と共に使う時は、ある動作の方向・目的を表しますが、„Essen wir
im (in dem) Café!“ 「喫茶店で食べましょうか」のように3格と共に使う時は、ある動作の場所を表します。
後者の使い方を習うために、例文を挙げましょう。
男性名詞の場合:„Treffen
wir uns im (in dem) Zoo!“「動物園で会いましょう」
女性名詞の場合:„Treffen
wir uns in der Kneipe!“「飲み屋で会いましょう」
中性名詞の場合:„Treffen
wir uns im (in dem) Café!“「喫茶店で会いましょう」 |