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1 Uwe möchte per Anhalter nach Kassel fahren.

ウーヴェ / …したい / …で / ヒッチハイク / …へ / カッセル / 乗っていく

ウーヴェはヒッチハイクでカッセルへ行くつもりです。

語順:

ユニット3では、話法の助動詞 möchten を導入しました。話法の助動詞がある文では、本動詞は不定詞のまま文末に来ます。

応用:

主語が ich と3人称単数の時には、möchten は möchte になります。

次の例文を挙げます。

„Ich möchte Deutsch lernen.“「私はドイツ語を学びたいのです」

„Er möchte in Deutschland wohnen.“「彼はドイツに住みたがっています」

„Sie möchte nichts trinken.“「彼女は何も飲みたくないのです」

応用:

ユニット3では、方向を表す前置詞 in を習いましたが、

「(国・町・地域)へ」の場合は、前置詞 nach を使います。

„nach Fukuoka“, „nach Deutschland“, „nach Japan“, „nach Roppongi“

応用:

fahren は「乗物で行く」を意味するのに対して、gehen は「歩いて行く」を意味します。

しかし、gehen には「引っ越しする」という意味もあるので、日本に住んでいる人が

„Ich möchte nach Deutschland gehen.“ と言ったら、その発言は

「私はドイツへ移りたいのです」を意味します。

2 Da trifft er seinen Freund.

するとその時 / 会う / 彼は / 彼の / 友達

その時、彼は友人に出会います。

ポイント:

trifft = 動詞 treffen の3人称単数現在形。

語順:

ドイツ語では、目的語・副詞などを目立たせるために、それを文頭に置くことができますが、その時は、主語が動詞の直後に来ます。

応用:

動詞 treffen は4格目的語を求めます。Freund は男性名詞なので、seinen は所有冠詞 sein の男性4格です。所有冠詞は不定冠詞 ein と同じ語尾変化をします。

そのために、「彼がある友達に出会います」と言う時には、

„Er trifft einen Freund.“ という言い方になります。

Freund には女性形 Freundin があります。「彼女がある女の友達に出会います」と言う時には、

„Sie trifft eine Freundin.“ という言い方になります。

3 (A) Morgen! Wohin fährst du denn?

おはよう /// どこへ / 乗っていく / 君は / (質問を文脈に結びつける語)

おはよう。どこへ行くの?

ポイント:

fährst は動詞 fahren の2人称単数現在形。

応用:

„Morgen!“ は „Guten Morgen!“ 「おはようございます」のくだけた言い方です。

応用:

歩いている人には „Wohin gehst du denn?“ と尋ねます。

Sie で呼び合っている相手の場合は、

„Wohin fahren Sie denn?“ または „Wohin gehen Sie denn?“ という言い方になります。

応用:

denn は質問を前に聞いたことと結びつけるだけでなく、見たことと結びつけることもあります。ここでは、ヒッチハイクしようとする時に、自分もヒッチハイクしようとする友人に思いがけず出会い、それを見て「どこに行くんだ?」と言います。

4 (B) Nach Kassel.

…へ / カッセル

カッセルだよ。

応用:

この表現の „Nach Kassel.“ は „Ich fahre nach Kassel.“ を短縮した言い方です。

5 (A) Wirklich? Ich auch.

本当 /// 私は / もまた

本当かい?僕もだよ。

応用:

相手が言ったことに対して、驚き・疑問を表し再確認する時には、 „Wirklich?“ と尋ねます。

応用:

この表現の „Ich auch.“ は „Ich fahre auch nach Kassel.“ を短縮した言い方です。

方向を表す前置詞+目的語 (nach Kassel) は auch の後に来ます。

6 (B) Dann fahren wir doch zusammen!

では / 乗っていく / 私たちは / したらどう / 一緒に

じゃあ一緒に行こうよ。

応用:

zusammen はふつう複数形の主語を求めます。

これまでの語彙を復習するために、次の例文を挙げます。

„Gehen wir zusammen in die Kantine?“「一緒に社員食堂に行きましょうか」

„Trinken wir zusammen etwas?“「一緒に何か飲みましょうか」

語順:

命令文では、動詞を文頭に置くのが原則ですが、„Dann fahren wir doch zusammen!“ のように、命令文を文脈と結びつける単語は動詞の前に置くことができます。

7 (A) Ja, tolle Idee. Wartest du hier schon lange?

はい // すごい / アイディア /// 待つ / 君は / ここ / もう / 長く

うん、いい考えだ。ここでもう長く待っているの?

応用:

この表現の tolle Idee は „Das ist eine tolle Idee.“ を短縮した言い方です。完結した文では、Idee には冠詞が必要です。Idee は女性名詞なので、不定冠詞 eine を使います。また、1格・4格の女性名詞を形容詞で修飾すれば、形容詞に -e を付けます。

応用:

Sie で呼び合っている相手には、

„Warten Sie hier schon lange?“「このでもう長く待っていらっしゃいますか」という言い方になります。

8 (B) Es geht. Drei Stunden.

(形式主語) / 行く /// 三つ / 時間

それほどでもないよ。3時間だ。

応用:

「イエスかノーか」を答えられない・答えたくない時には、„Es geht.“「まあまあです」と答えます。この表現を当分の間そのまま覚えましょう。

応用:

この表現の „Drei Stunden.“ は „Ich warte hier drei Stunden.“ を短縮した言い方です。Stunden は女性名詞 Stunde の複数形であり、ここは4格です。つまり、副詞的4格なのです。 ドイツ語では、「私はここで一時間待っています」と言う時には、

„Ich warte hier eine Stunde.“ という言い方になります。

9 (A) Da, das rote Auto hält.

ほら // (定冠詞) / 赤い / 車 / 停まる

ほら。あの赤い車が停まるよ。

ポイント:

hält は動詞 halten の3人称単数現在形。語尾 -et がないということに注意して下さい。

応用:

ドイツ語では、「その車は赤いです」と言う時には、

„Das Auto ist rot.“ という言い方になります。

定冠詞1格+形容詞+名詞の時は、その形容詞に語尾 -e を付けます。

男性名詞の場合:「その赤い席は」= „der rote Platz“

女性名詞の場合:「その赤い飲み屋は」= „die rote Kneipe“

中性名詞の場合:「その赤い車は」= „das rote Auto“

10 (C) Wohin möchtet ihr denn fahren?

どこへ / …したい / 君達は / (質問を文脈に結びつける語) / 乗っていく

君たちはどこへ行きたいの?

応用:

ihr は du の複数形です。主語が du の時は、

„Wohin möchtest du denn fahren?“ という言い方になります。

主語が Sie の時は、

„Wohin möchten Sie denn fahren?“ という言い方になります。

11 (A) Nach Kassel.

…へ / カッセル

カッセルだよ。

12 (C) Ihr habt Glück. Ich fahre nach Berlin. Kommt!

君たちは / 持っている / 幸運 /// 私は / 乗っていく / …へ / ベルリン /// [君たち] 来い

君たちは運がいいね。僕はベルリンに行くところなんだ。来なさい!

ポイント:

habt は動詞 haben の2人称複数。

応用:

中性名詞 Glück は数えられない名詞なので、無冠詞になっています。

du または Sie で呼び合っている相手の場合は、

„Du hast Glück.“ または „Sie haben Glück.“ という言い方になります。

13 (C) Was macht ihr denn? Seid ihr Studenten?

何を / する / 君たちは / (質問を文脈に結びつける語) /// …である / 君たちは / 学生たち

君たちは何をしてるの?学生?

ポイント:

seid は動詞 sein の2人称複数。

応用:

du または Sie で呼び合っている相手の場合は、

„Was machst du denn?“ または „Was machen Sie denn?“ という言い方になります。

応用:

Studenten は Student の複数形です。Student には女性形 Studentin があります。

一人の男子学生には、„Bist du Student?“

一人の女子学生には、„Bist du Studentin?“ と尋ねます。

Sie で呼び合っている場合は、„Sind Sie ...?“ という言い方になります。

14 (A) Nein, noch nicht.

いいえ // まだ / ない

いや、まだだよ。

15 (B) Jetzt lernen wir zuerst Deutsch, und dann studieren wir Maschinenbau. Und du?

今 / 学ぶ / 私たちは / 先ず / ドイツ語 // そして / それから / 専攻する / 私たちは / 機械工学 /// そして / 君は

今は先ずドイツ語を勉強して、それから機械工学を専攻するんだ。君は?

語順:

副詞 jetzt が文頭に、主語 wir が動詞の直後に置かれています。

応用:

言語を勉強する場合は、動詞 lernen、大学で専攻する場合は、動詞 studieren を使います。

„Wir lernen Deutsch.“「私たちはドイツ語を勉強します」

„Wir studieren Maschinenbau.“「私たちは機械工学を勉強します」

応用:

この表現の „Und du?“ は „Und was machst du?“ を短縮した言い方です。疑問文の場合は、述語を省略すれば、„Und ...?“ という接続詞が必要です。

16 (C) Ich studiere in Berlin Ökonomie.

私は / 専攻する / …の中で / ベルリン / 経済学

僕はベルリンで経済学を専攻してるんだ。