プラグインが入っていないのでmp3が再生できません。

1 Herr Klein und Herr Groß gehen in den Zoo.

…さん / クライン / そして / …さん / グロース / 行く / …の中へ /(定冠詞)/ 動物園

クラインさんとグロースさんは動物園に行きます。

ポイント:

この文の den は男性4格の定冠詞です。Zoo は男性名詞であり、in den Zoo の直訳は「その動物園の中へ」になります。

応用:

次の表現を当分そのまま覚えて下さい。

„Sie gehen in den Zoo.“「彼らは動物園に行きます」

2 (A) Ich habe Durst. Trinken wir doch etwas!

私は / 持っている / のどの渇き /// 飲む / 私たち / したらどう / 何かを

僕、のどが渇いています。さあ、何か飲みましょうよ!

ポイント:

動詞 haben は4格の目的語を取ります。なお、男性名詞 Durst は数えられない名詞なので、目的語としては無冠詞になります。

語順:

„Trinken wir ...!“ という表現は形式的に言えば、wir に対する命令文です。命令文では、動詞は文頭に来ます。

応用:

ドイツ語では、「喉が渇いています」と言う時には、

„Ich habe Durst.“ という言い方になります。

応用:

ドイツ語では、相手に「さあ、何かを飲みましょうよ!」と言う時には、

„Trinken wir doch etwas!“ という言い方になります。

3 (A) Dort ist ein kleines Café. Es ist schön, nicht?

あそこ / …である /(不定冠詞)/ 小さい / 喫茶店 /// それは / …である / きれい // ない

あそこに、小さな喫茶店があります。よさそうですよね。

ポイント:

Café は中性名詞なので、その1格の不定冠詞は ein になります。不定冠詞と中性名詞の間に形容詞を入れる時には、形容詞に -es という語尾がつきます。

応用:

相手の同意を求める時には、次のような言い方をします。

„Es ist schön, nicht?“「きれいですよね」

„Der Tee ist kalt, nicht?“「この紅茶が冷めていますよね」

4 (B) Na ja, ich weiß nicht.

(嫌々ながらのためらい)// 私は / 知っている / ない

まあ、どうかな。

応用:

ドイツ語では、相手の質問・主張に対して疑問の意を表す時には、

„Na ja, ich weiß nicht.“ という言い方になります。

応用:

„Ich weiß nicht.“「私にはわかりません」「私は知りません」という言い方を当分そのまま覚えて下さい。weiß は動詞 wissen の ich に対する現在形です。

5 (A) Möchten Sie denn nichts trinken?

…したい / あなたは / (質問の文脈に結びつける語) / 何もない / 飲む

あなたは何も飲みたくないんですか?

語順:

möchten は話法の助動詞です。話法の助動詞がある文の場合は、本動詞は不定詞のまま文末に来ます。

応用:

denn はある質問を前に聞いたことと結びつけます。つまり、「まあ、そうかな」を聞いて、「何も飲みたくないですか」と言います。

応用:

ドイツ語では、相手に「…したいんですか」と尋ねる時には、

„Möchten Sie ...?“ という言い方になります。次の例文を挙げてみます。

„Möchten Sie in die Kantine gehen?“「社員食堂に行きたいんですか」

„Möchten Sie in Fukuoka wohnen?“「福岡に住みたいんですか」

応用:

nichts と etwas を一緒に覚えて下さい。

次の例文に倣って、自分で新しい表現を考え出してみて下さい。

„Ich trinke nichts.“「私は何も飲みません」

„Ich trinke etwas.“「私は何かを飲みます」

6 (B) Doch, ich habe auch Durst. Aber das Café ist zu teuer.

いいえ // 私は / 持っている / もまた / のどの渇き /// しかし /(定冠詞)/ 喫茶店 / …である / …すぎる / 高価

いいえ、僕ものどが渇いていますよ。でも、その喫茶店は高すぎます。

応用:

ドイツ語では、否定を含んだ疑問文(Möchten Sie nichts trinken?)に対して、

「いいえ、そんなことはありません」と答える時には、

„Doch“ と答えます。

ポイント:

„Aber das Café ist zu teuer.“ の文の das は、中性1格の定冠詞です。Café は中性名詞であり、das Café は「その喫茶店は」になります。

応用:

形容詞の前に副詞 zu を付けると、「…過ぎる」という意味になります。次の例文を挙げます。

„Der Kaffee ist zu heiß.“「コーヒーが熱すぎる」

„Die Kantine ist zu klein.“「社員食堂が小さすぎる」

8 (A) Gut, dort ist eine kleine Kneipe. Sie ist sehr billig.

よし // あそこ / …である /(不定冠詞)/ 小さい / 飲み屋 /// 彼女は / …である / とても / 安い

わかりました。あそこに小さな飲み屋があります。とても安いですよ。

ポイント:

Kneipe は女性名詞なので、その1格の不定冠詞は eine になります。不定冠詞と女性名詞の間に形容詞を入れる時には、形容詞に -e という語尾がつきます。

3で説明したように、中性名詞の1格の不定冠詞は ein になり、不定冠詞と中性名詞の間に形容詞を入れる時には、形容詞に -es という語尾がつきます。

なお、男性名詞の1格の不定冠詞も ein になりますが、不定冠詞と男性名詞の間に形容詞を入れる時には、形容詞に -er という語尾がつきます。

応用:

ドイツ語では、「あそこに何々がある」というように新しいものを初めて紹介する時には、

„Dort ist ein/eine ...“ という言い方になります。

男性名詞の場合:„Dort ist ein Zoo.“

女性名詞の場合:„Dort ist eine Kantine.“ „Dort ist eine Kneipe.“

中性名詞の場合:„Dort ist ein Café.“

なお、それぞれの名詞を形容詞で修飾すれば、次のような言い方になります。

男性名詞の場合:„Dort ist ein kleiner Zoo.“

女性名詞の場合:„Dort ist eine kleine Kantine.“ „Dort ist eine kleine Kneipe.“

中性名詞の場合:„Dort ist ein kleines Café.“

9 (B) OK, gehen wir in die Kneipe!

オーケー // 行く / 私たちは / …の中へ /(定冠詞)/ 飲み屋

じゃあ、その飲み屋に行きましょう!

応用:

ドイツ語では、「その(建物・設備)へ行きましょう」と言う時には、

„Gehen wir in den/die/das ...“ という言い方になります。

男性名詞の場合:„Gehen wir in den Zoo!“

女性名詞の場合:„Gehen wir in die Kantine!“ „Gehen wir in die Kneipe!“

中性名詞の場合:„Gehen wir in das Café!“