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説明

キーセンテンス (第8課を参照: 現在完了形)
Ich habe gestern zu lange ferngesehen.
私は昨日テレビを見すぎたんです。

1 Frau Klein läuft jeden Tag fünf Kilometer.
…さん / クライン / 走る / どの…も / 日 / 5 / キロ
クラインさんは毎日5キロ走ります。
応用: läuft は動詞 laufen の3人称単数現在形です。母音の変化に注意:au → äu に
応用: Tag は男性名詞なので、jeden は jed- の男性4格です。このような4格を「副詞的4格」と呼びます。なお、jed- は dies- と同じ語尾変化をします。次の例文を挙げます。
男性名詞の場合:„Sie läuft jeden Tag fünf Kilometer.“(毎日)
女性名詞の場合:„Sie läuft jede Woche fünf Kilometer.“(毎週)
中性名詞の場合:„Sie läuft jedes Jahr fünf Kilometer.“(毎年)
2 Heute möchte Frau Schmitt mit ihr laufen.
今日 / …したい / …さん / シュミット / …といっしょに / 彼女に / 走る
今日シュミットさんもいっしょに走りたいと思っています。
語順: heute は目立たせるために文頭に、主語 Frau Schmitt は動詞の直後に置かれています。
話法の助動詞 möchte が第2位、本動詞 laufen が文末に置かれています。
応用: ドイツ語では「誰々といっしょに」と言う時には、3格を求める前置詞 mit を使います。
次の例文を挙げます。
„Sie läuft mit ihm fünf Kilometer.“「彼女は彼といっしょに5キロ走ります」
„Er trinkt mit mir etwas.“「彼は私といっしょに何か飲みます」
なお、複数の人が「いっしょに」行動する時には、副詞 zusammen を使います。
„Wir laufen zusammen fünf Kilometer.“「私たちはいっしょに5キロを走ります」
„Sie trinken zusammen etwas.“「彼らはいっしょに何か飲みます」
3 Was haben Sie denn? Ist Ihnen nicht gut?
何を / 持っている / あなたは / (質問を文脈に結びつける語) /// …である / あなたに / ない / 良い
どうしたんですか?気分が悪くなりましたか?
応用: „Was haben Sie?“ の直訳は「何を持ちましたか」「何を持っていますか」ですが、「どうしましたか」を意味することが多いです。du で呼び合っている相手の場合は、 „Was hast du?“ という言い方になります。
応用: „Ist Ihnen nicht gut?“「気分が悪いですか」を当分の間そのまま覚えてください。この表現には肯定的な言い方がないことに注意して下さい。du で呼び合っている相手の場合は、
„Ist dir nicht gut?“ という言い方になります。
4 Ich kann nicht mehr. Ich muss mich setzen.
私は / できる / ない / もっと多い /// 私は / …しなければならない / 私を / 座らせる
もうだめです。座らなければなりません。
応用: kann は話法の助動詞ですが、動詞として単独で使うこともあります。
ドイツ語では、「もはや…ない」と言う時には、„nicht mehr“ または „kein … mehr“ という言い方を使います。
次の例文を挙げます。
„Er kommt nicht mehr.“「彼はもう来ません」
„Ich trinke kein Bier mehr.“「ビールはもう飲みません」
応用: 動詞 setzen には4格目的語が必要です。
ドイツ語では、「彼をその席に座れます」と言う時には、
„Ich setze ihn auf den Platz.“ という言い方になります。
「私はこの席に座ります」と言う時には、
„Ich setze mich auf den Platz.“ という言い方になります。
この文の mich は主語と同じ者を指す「再帰代名詞」です。再帰代名詞は、主語の行為が自分自身に向けられることを表します。„Ich setze mich.“ を直訳すると、「私は私を座らせる」となります。
5 Aber wir sind erst ein Viertel gelaufen.
しかし / 私たちは / (完了形の助動詞) / まだ / (不定冠詞) / 4分の1 / 走った
でも、まだ4分の1しか走っていませんよ。
ポイント: この文の „sind ... gelaufen“ は動詞 laufen の wir に対する現在完了形です。ほとんどの動詞の現在完了形は haben とその動詞の過去分詞からなりますが、haben の代わりに sein と現在完了形を作る動詞もあります。次の例文を挙げます。
kommen: „Ich bin gestern gekommen.“「私は昨日来ました」
gehen: „Wann bist du ins Café gegangen?“「いつ喫茶店に行ったの?」
fahren: „Er ist nach Berlin gefahren.“「彼はベルリンに行きました」
laufen: „Sie ist jeden Morgen gelaufen.“「彼女は毎朝走りました」
sein: „Ihr seid dick gewesen.“「君たちは太っていました」
bleiben: „Sie sind hier geblieben.“「彼らはずっとここにいました」
werden: „Sind Sie Ärztin geworden?“「お医者さんになりましたか」
応用: Viertel は数字 vier から由来した中性名詞です。ドイツ語では、„ein Viertel“ は基本的に「4分の1」を意味しますが、次の言い方も覚えて下さい。
„Er trinkt ein Viertel Wein.“「彼はワインを250 ccを飲みます」
„Das ist ein schönes Viertel.“「それはきれいな区域です」
6 Es tut mir Leid, aber ich habe gestern zu lange ferngesehen.
それは / する / 私に / 気の毒 // しかし / 私は / (完了形の助動詞) / 昨日 / …すぎる / 長く / テレビを見た
すみません、昨日テレビを見すぎました。
ポイント: ほとんどの動詞の現在完了形は助動詞 haben とその動詞の過去分詞からなります。動詞 sehen「見る」の過去分詞は gesehen です。ドイツ語では、「昨日彼を見かけました」と言う時には、„Ich habe ihn gestern gesehen.“ という言い方になります。 分離動詞 fernsehen の過去分詞は ferngesehen です。
応用: „Es tut mir Leid.“ の基本的な意味は「それはお気の毒です」です。当分の間、この表現をそのまま覚えて下さい。
7 Sie dürfen Ihre Freizeit nicht vor dem Fernseher verbringen.
あなたは / …してもいい / あなたの / 暇の時 / ない / …の前 / (定冠詞) / テレビ / 過ごす
自由な時間をテレビの前で過ごしてはいけませんよ。
応用: 話法の助動詞 dürfen は「…してもいい」を意味しますが、否定を表す語句を伴う場合は、「…してはいけない」という意味になります。次の例文を挙げます。
„Wir dürfen in den Zoo gehen.“「私たちは動物園に行ってもいいです」
„Wir dürfen nicht in den Zoo gehen.“「私たちは動物園に行ってはいけません」
„Wir dürfen kein Bier trinken.“「私たちはビールを飲んではいけません」
応用: Fernseher は男性名詞です。前置詞 vor はある動作の場所を表す時には、3格を求めるので、dem は定冠詞の男性3格です。前置詞 vor を4格と共に使う時は、ある動作の方向・目的地を表します。次の例文を挙げます。
4格(動作の方向):„Ich setze mich vor den Fernseher.“「私はテレビの前に座ります」
3格(動作の場所):„Ich liege vor dem Fernseher.“「私はテレビの前で寝ています」
応用: Freizeit は女性名詞なので、Ihre は Ihr「あなたの」の女性4格です。 動詞 verbringen「過ごす」には目的語が2つ必要です。つまり、「何々を」という意味を表す4格と「どこそこで」を表す語句です。次の例文を挙げます。
„Er verbringt seine Freizeit im Zoo.“「彼は余暇を動物園で過ごします」
„Sie verbringt ihre Freizeit in der Kneipe.“「彼女は余暇を飲み屋で過ごします」
„Ich verbringe meine Freizeit im Café.“「私は余暇を喫茶店で過ごします」
8 Ich weiß, ich muss früher ins Bett gehen. Das ist mein Problem.
私は / 知る // 私は / …しなければならない / もっと早い / …の中へ+定冠詞 / ベッド / 行く /// それが / …である / 私の / 問題
わかってますよ。私はもっと早く寝なければいけません。それが私の問題です。
応用: この文の weiß は動詞 wissen の ich に対する現在形です。
応用: „ins Bett gehen“ の直訳は「ベッドに行く」となります。ins は前置詞 in と定冠詞 das の融合形です。Bett は中性名詞なので、das は中性の4格です。前置詞 in を伴う4格はある動作の方向を表します。次の例文を挙げます。
4格(動作の方向):„Sie geht um halb acht ins Bett.“
3格(動作の場所):„Sie liegt um halb acht im Bett.“
応用: „Das ist mein Problem.“ の文の das は主語で、mein Problem は動詞 sein の補足語です。動詞 sein の補足語も1格です。次の例文を挙げます。
„Das ist ein Problem.“「それは問題です」
„Das ist das Problem.“「それが問題です」
9 Einsicht ist der erste Weg zur Besserung. Also, weiter …
分別 / …である / (定冠詞) / 第一の / 道 / …へ+定冠詞 / 改善 /// では / 続けて
反省は改善への第1歩です。では、続けましょうよ。
応用: „Einsicht ist der erste Weg zur Besserung.“ はことわざで、そのままで覚えましょう。このことわざを直訳すると、「分別は改善への第1の道です」となります。
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